子どもの教育費用はおよそいくらくらいだと思いますか?
文理選択や、大学進学するかどうかによって、家庭ごとに差はありますが、
子どもの教育にかかる費用は、大学卒業までにおよそ1000万円以上かかると言われています。
特に大学の受験費用・学費は、100万円単位のまとまったお金が必要になりますから、
「結婚はまだ先のことだから…」と思っている人も、早めに準備を始めておきたいですよね。
この記事では、効率的に1000万円を貯めるために、保険を使って「増やす」貯蓄の方法をご紹介します。
Contents
お金は銀行に預けるだけでは増えない

子どもの教育費用のために1000万円を貯めるといっても、
お金は銀行に預けているだけでは増えません。
現状、金利があまりに低いために、お金が増えたとしても、
一度ATMの時間外手数料を払ってしまえば帳消しになってしまう程度です。
保険を使って「増やす」には?
そこで私が利用したのが、貯蓄性のある終身保険です。
終身保険の場合、亡くなると死亡保険金を受け取ることができますが、
それだけでなく、解約した場合もお金(解約返戻金)を受け取ることができます。
解約返戻金は、一定の年数が経つと、もともと支払った総額よりも増えて戻ってきます。
お金が増える割合(解約返戻率)が、銀行の金利よりも高いという点で、
ただ預けているだけよりもお得だと言えるのです。
特に最近は日本円よりもドル建て(保険料の支払いをドルで行う)保険が人気だそうです。
同じ保険料でも、日本円で払うよりドルで払った方が解約返戻率が高い(=お金の増える割合が高い)からです。
万が一、支払の途中で亡くなってしまった場合も、
死亡保険金が1000万円以上下りるように加入すれば、子どもの教育費用は確保できます。
銀行で貯金をする場合は、こうしたリスクに備えることはできません。
こうした理由から、私自身も「ほけんの窓口」で相談した際、
ドル建ての終身保険を利用して、子どもの教育費用を貯めることにしました。
理解しておきたいこと
終身保険を利用した貯蓄は、お金が増えるという大きなメリットがありますが、
理解しておきたい点もあります。
① 若いうちに入ろう

同じ1000万円を貯めるなら、若いうち(特に20代)から始めることをおすすめします。
なぜなら同じ保険料でも、年齢が若い方が解約返戻率が高いからです。
いずれ始めるのなら早く始めた方がお得だということですね。
② 余裕のあるお金でやろう

貯蓄の途中で亡くなった場合にも備えられる終身保険ですが、
払い込んでしまう分、好きな時に引き出して使えないというデメリットもあります。
解約する場合も、一定の年数が経たないと解約返戻率が100%を切り、元本割れを起こしてしまいます。
(私の加入している終身保険も、15年以内に解約すると解約返戻率が100%を切る設定になっています。)
気軽に解約できないというのは、簡単に使ってしまえないため、
手をつけずに貯めることができるというメリットと裏返しになっています。
ですが、急な出費が重なることもありますので、
「月々このお金だけは絶対に手をつけない!」とわかっている金額で加入することをおすすめします。
③ 為替リスク

ドル建てで加入する場合は、為替リスクへの理解も必要です。
ドル建て保険の場合、月々の支払いもドルで行われます。
そのため、月々の保険料は為替によって変動します。
仮に月々の保険料を300ドルに設定した場合、
1ドル90円の月…27,000円
1ドル110円の月…33,000円
差額…6,000円
のように、月々の保険料にばらつきが生じます。
また、解約する際もできる限り円安の時期にした方が、受け取れる金額が大きくなるのでお得です。
このように為替に左右されるということを理解した上で、
加入を検討した方が、より納得のいく決断ができると思います。
まとめ

以上、保険を使って「増やす」貯蓄をする方法をご紹介しました。
その他、私が「ほけんの窓口」で相談した体験談などは、
別の記事で扱っていますので、あわせてご参照ください。



