20代は学生から社会人になる人が多い時期ですよね。
自由になるお金が増えて、旅行や友人付き合い、洋服、遊びなど、支出も多いはず。
「でもそろそろ将来を考えて貯金を始めていきたい…」という人のために、
この記事では20代だからこそできる、「増やしながら貯蓄する」方法を紹介します!
Contents
お金は銀行に預けているだけじゃ増えない
皆さんはどのように貯金していますか?
おそらく貯金は銀行口座に入れているという方が多いのではないでしょうか。
私自身、使いすぎを防ぐため、
給料やクレジットカードの支払いなどお金の出入りのある口座と、
貯金用の口座を分けるなど、工夫をしていました。
ですが、この方法では浪費を防ぐことはできても、お金を増やすことはできません。
現在、銀行の金利はあまりに低すぎて、
増えたとしてもATMの時間外手数料で帳消しになってしまう程度。
お金は銀行に預けているだけでは増えないのです。
25年で約2倍に!保険を使って増やしながら貯蓄
先の記事で「ほけんの窓口」で貯蓄の相談をしたと書きました。
そこで紹介されたのが、米ドル建て一時払い終身保険です。
一時払い終身保険とは
一時払終身保険とは、契約時に保険料を一回で支払う終身保険のことをいいます。
保険料を月払・年払で支払うのではなく一回で支払うことで、保険金額が同額の終身保険よりも保険料を安く抑えることができます。
引用元:https://www.manulife.co.jp/product-category/ichijibarai/column01
一時払い終身保険は、解約時に戻ってくる金額(返戻金)が契約時に払った金額よりも増えるので、貯蓄としての役割も果たします。
私はこんなタイプの一時払い終身保険に入りました。
タイプ:米ドル建て(保険料の支払を米ドルで行う)
支払額:100万円
死亡受取金:約400万円
簡単に言えば、
「亡くなったときには約400万円を受け取ることができ、
途中で解約しても運用によって100万円よりも多い金額を受け取れる」ということです。
私の加入した保険では、25年目で解約すると約2倍の200万円を受け取ることができます。
保険料は日本円で支払うタイプもありますが、
私はより返戻率の高い米ドル建てのタイプを選びました。
米ドル建て一時払い終身保険のメリット
私がこの保険に入った理由は次の3つです。
①増える!
日本の銀行の金利を考えると、
預金が25年で約2倍に増えることは考えにくいです。
銀行に預けたまま使わないけど増えることもない、
いわゆる「死に金」にするよりは、
保険の形で運用しながら増やす方がお得だと感じました。
②もしものときも安心
生命保険なので、私が亡くなると400万円が家族に支払われます。
もしお葬式や身辺整理などの急な出費があったとしても、
これだけの金額があれば困ることはありませんよね。
生命保険であれば残された家族が十分に対応できる金額が用意できるのも魅力でした。
③外貨建てだけど為替レートの影響を受けにくい
外貨の保険と聞くとなんだか難しそうに感じますよね。
実際、月々の保険料を外貨で支払う場合、
その時々の為替に影響されるので、
月によっては保険料が割高になってしまうこともあるようです。
ですが一時払いであれば、影響を受けるのは支払う時の為替のみです。
解約するタイミングは為替レートを見て決めれば良いですし、
もし「急にお金が必要で解約したい」という場合も、
返戻率を考えれば多少の為替損も返戻金でカバーできます。
「お金がほしいときに解約できない」ということもなく安心だったのも決め手でした。
ただし条件も…

保険を使って増やしながら貯蓄する方法を説明しましたが、気を付けたいこともあります。
①契約してすぐには解約できない
正確に言うと、契約してすぐに解約すると、返戻率が100%を下回っているため、元本割れを起こしてしまいます。
「保険料を支払ったけど、契約してすぐにまとまったお金が必要になったので解約したい」ということが起きると、かえって損になってしまうのです。
なので、保険料としては日常暮らしている限りは絶対に手を付けない貯金など、余裕のあるお金を充てる必要があります。
②100万円単位のまとまったお金が必要
一時払い終身保険の保険料には、支払の最低額があります。
契約時に保険料を一回で支払うだけあって、最低金額は100万円からと設定されているものが多いようです。
なので、ある程度まとまった貯金がある人におすすめできる方法と言えるでしょう。
(ちなみに私は新卒1年目の仕事が大変すぎてほとんど遊ばなかったので、手取り額が微妙なわりに気付いたら貯金できていました。が、健康的でないのでおすすめはできません。)
③若いうちに入ること
20代は死亡リスクが低く、解約時の返戻率が高く設定されています。
私の入った保険では25年目で解約すると約2倍の200万円を受け取ることができますが、年齢が上がると返戻率は下がってしまうようです。
なので貯蓄の意味では、若いうちに入った方が間違いなくお得だと言えます。
ちなみに年を取ってからは相続対策になるそうで、
90歳でも加入できるものもあるのだとか。勉強になりますね。
まとめ

以上、保険を使って増やしながら貯蓄する方法を紹介しました。
その他の貯金の方法や、働けなくなったときの備えについては
別の記事で紹介していますので、併せてご参照ください^^


